PICASOでは、創立から2008年6月現在までに7冊の本が出版されています。その内容を簡単に紹介します。
『視力3cm--それでも僕は東大へ』
グラフ社

弱視という身体的なハンディキャップを背負いながらも、それに負けずに日々を暮らし、東大に入るに至ったPICASOの元代表、小川 明浩が自ら著者となり、その半生を綴ったノンフィクションです。
単なる自伝ではなく、そこには著者を支えた周囲の人々とのふれあいや著者の想いがちりばめられています。
多くの人にとっては、弱視というハンディキャップは自らと何の関わりもないようなものであり、それを負った人々がどんな生活をしているのか、どんなことを思っているのかを想像するのは難しいことだと思います。
しかし、この本を読むうちに、読者は著者のハンディキャップ、そしてそれに向き合ってきた著者を理解し、弱視に対して考えるきっかけを与えられることになるでしょう。視力の弱い世界を知って、世界への視野を広げる……とは、言い得て妙なものです。